29 Nov 2021

南オーストラリアで、最高に美味しくて環境にやさしいワインをテイスティングしてみましょう。

サステイナブルな酒造りは、南オーストラリアの多くのブティックワイナリー、小規模蒸留酒製造業者、クラフトビール醸造所の生き方そのものです。ここでは、バイオダイナミック農法のワインから天然のジンやオーガニック・ビールまで、南オーストラリアで最高の持続可能なワイナリー、醸造所、蒸留所を紹介しています。

1. ジェムツリー・ワイン、マクラーレンベール

Gemtree Wines, McLaren Vale
Gemtree Wines, McLaren Vale

マクラーレンベールにあるジェムツリーワインGemtree Winesの持続可能な生産への取り組みは、樹齢数十年のブドウの木と同じくらい深く根を張っています。このワイナリーのオーガニック、バイオダイナミック農法は、将来の世代のために土地を改善するという彼らのコミットを物語っています。羊の群れが農薬に取って代わり、雑草を防除します。粉砕された石英は真菌感染を防ぎ、化学殺菌剤を否定し、牛糞、再生水がブドウ畑に供給され、太陽光発電で灌漑、ワイナリーの動力、テイスティングルーム電源を賄っています。ボルドーのベスト・オブ・ワインツーリズム・アワードで、持続可能なワインツーリズムの世界最高のワイナリーと評価されたここのワインの質は並外れており、ブドウ畑を見下ろすフルリオ半島Fleurieu Peninsulaのセラードアのウッドデッキでお楽しみいただけます。

2. ダーレンバーグ・ワイン、マクラーレンベール

dArenberg Cube, McLaren Vale
dArenberg Cube, McLaren Vale

ダーレンバーグ・ワインd’Arenberg Winesは、オーストラリア最大のバイオダイナミック農法でのワイン用ブドウ栽培者で、ワイン醸造への全体的なアプローチと持続可能性への取り組みも順調に進んでいます。羊の飼育、太陽光発電、自然による病害虫の制御に依存しているため、環境の持続可能性と最先端の生産技術の調和は、グラスに注がれるすべてのワインの中に現われています。バイオダイナミック農法、有機農法などのワインをテイスティングするのに最適な場所は?ブドウ園の上に浮かんでいるように見えるユニークなダーレンバーグ・キューブのセラードアでお楽しみいただけますよ。

3. アンゴーヴ・ファミリーワイン、マクラーレンベール、リバーランド

Angove Family Wines, McLaren Vale
Angove Family Wines, McLaren Vale

アンゴーヴ・ファミリーワインは、サステナビリティを追求し、マクラーレンベールからリバーランドに至るまで有機栽培とバイオダイナミック農法のブドウ栽培のリーダーでもあり、卓越したワインを生み出しています。アヒルと特殊な設備を使って、430ヘクタールの認定有機ブドウ(この地域で最も古いシラーズとグルナッシュのブドウの1つです)の害虫や雑草を防いでいます。ブドウ栽培とワイン醸造のプロセス全体には、合成化学物質や非有機物は全く使用していません。 アンゴーヴには、オーガニックのジン、ブラインド・タイガー・オーガニック・ジンもあります。これは、リバーランドにあるワイナリーのセラードアでテイスティングできます。厳選された有機ボタニカルと有機小麦を原料として蒸留し、柑橘系のロンドンスタイルの伝統的なドライジンを作っています。

4.バトル・オブ・ボズワース、マクラーレンベール

バトル・オブ・ボズワースでは、バイオダイナミック農法と有機栽培を実践して、素晴らしいプレミアムなワインを生み出しています。家族経営のこのブティックワイナリーは、マクラーレンベールの自社所有の単一種のブドウ畑で有機栽培されたブドウを使ってワインを醸造しています。化学物質を使用せずに50年前と同じように栽培されているブドウ畑が、在来種を植生回復させた区域によってとり囲まれています。オオキバナカタバミの植物がブドウ畑の列に植えられており、あらゆる雑草とこの植物を戦わせます。 この植物は、冬になり雨が降り始めると、ブドウの木の下で急速に成長し、他の雑草に打ち勝ち、春と夏には列の間に自然の雑草マットを形成します。 オオキバナカタバミのライフサイクルは、ブドウの木が休眠している冬に水を使用し、ブドウの木が水を必要とする夏に枯れてしまうため、ブドウの木に非常によく適合します。オオキバナカタバミ(サワーソブ)は、ここのワインのラベルにも登場しています。ワイナリーのセラードアは(1850年代に改造された籾殻小屋と厩舎)はウィランガにあり、シラーズ・トレイルのウオーキング・サイクリンコースを楽しむのに便利な場所にあります。

5. ヘイズファミリーワイン、バロッサ

Hayes Family Wines, Barossa
Hayes Family Wines, Barossa

ヘイズ・ファミリーワインの低介入農法とオーガニック農法は、最前線にあります。ここでは、ワイン醸造家のアンドリュー・セペルト氏が、何世代にもわたる知識を駆使してブドウを持続可能な方法で栽培し、合成除草剤と農薬をボイコットし、ワイン製造プロセスで添加物を制限しています。太陽エネルギーでワイナリーとセラードアで使用する電力の約60%を賄い、雨水はブドウ畑とセラードアに供給するために集められ、畑の近くには、在来種を植樹して益虫を引き付け、天然の草や堆肥は土壌を改善します。その結果、受賞歴のある素晴らしいワインが生まれました。ここのすべてのワインは、あなたと環境に優しく、そしてビーガンにも優しいワインです。

6.ハットンベール・ファーム、バロッサ

Hutton Vale Farm, Barossa
Hutton Vale Farm, Barossa

ワイナリーと農場を兼業しているハットンベール・ファームは、ワインと食料の生産に持続可能なアプローチを採用しています。アンガス家は7世代続く農場で、『現在この土地の管理人として、必要な物だけを受け取り、将来の世代の為に恩返しをすべき』だと考えています。実際には、彼らは水の節約、除草剤の使用の最少化、太陽光発電、そして農場とその周辺の再植林に焦点を合わせています。歴史を感じさせる農場のセラードアでは、地域の農産物の盛り合わせとワインを組み合わせたテイスティングを楽しみ頂けます。またバロッサを探索するのに最適な拠点である、豪華なコテージでの滞在も理想的です。

7. ユニコゼロとアップルウッド蒸留所、アデレードヒルズ

Unico Zelo, Adelaide Hills
Unico Zelo, Adelaide Hills

アデレードヒルズでは、持続可能なワイン、ジン、リキュールがユニコゼロとアップルウッド蒸留所であなたを待っています。ブレンダンとローラ夫妻は、自然と調和して生きることに深い情熱を持っており、「私たちが属する土地から」彼らのモチベーションと食材を得ています。彼らは、プラスチック包装の交換から製品の無駄の削減まで、あらゆることに取り組む、進化し続ける持続可能性の戦略を持っています。また、従来のブドウ品種から最小限の水で育つブドウ品種へ入れ替えることで、水の消費量を最小限に抑えました。出荷できないレモンは通常堆肥などにしてしまいますが、彼らの場合はレモンチェロなどの美しいリキュールを作りあげます。

8. ヒザ―&ヨン、フルリオ半島

Hither and Yon, Fleurieu Peninsula
Hither and Yon, Fleurieu Peninsula

ヒザ―&ヨンは、南オーストラリア州で最初のカーボンニュートラル認定ワインブランドです。植生再生農業と土壌と自然の育成に焦点を当てたヒザ―&ヨンの環境への取り組みは奥深いものです。マクラーレンベール・ワイナリーの土地改良プログラムには、持続可能なブドウ栽培と植生再生農業、生物多様性管理、在来種の生態回廊の再構築、気候に適したブドウ品種が含まれ、環境へ負荷を最小限に抑えています。その結果、フルリオ半島のテロワールによる複雑さが加味され、素晴らしいワインが生まれました。ウィランガのセラードアでお試しいただけます。

9. ンゲリンガ、アデレードヒルズ

オーストラリアの先駆的なバイオダイナミックワイナリーの1つであるンゲリンガは、持続可能な環境に配慮したワイン造りを行っています。アデレードヒルズにあるワイナリーは、マウントバーカーのすぐ外側の75ヘクタールの農場にあり、そのうち5ヘクタールがブドウ専用の畑です。ストローベイルのセラードアとブドウ畑が農場とシームレスに絡み合っています。ここへ到着するとすぐに、農業とブドウ栽培への持続可能なアプローチを目の当たりにします。農場には、スコットランドのハイランド牛、羊、鶏、あふれる野菜、大規模な在来種による植生回復プロジェクトが広がります。ここの場所を一歩も出ていない、ここで栽培され、醸造され、瓶詰めされた貴重なワインをテイスティングすることが出来ます。

10.ローブタウン醸造所、ライムストーンコースト

Robe Town Brewery, Limestone Coast
Robe Town Brewery, Limestone Coast

石造りのローブタウン醸造所Robe Town Breweryでは、昔ながらの有機的な方法でビールが作られています。ライムストーンコーストLimestone Coastの醸造所は、シックな海岸沿いの町、ローブの海辺にあり、藁ろ過、薪による加熱、開放発酵を使用して、受賞歴のあるクラフトビールを手作りしています。この有機的な醸造アプローチは世界的にもユニークで、地元で栽培された大麦や地元で採れた材料と組み合わせることで、自然にユニークなスタイルのビールを作り出しています。

11.ビアガーデン醸造所、エア半島

エア半島Eyre Peninsulaにあるビアガーデン醸造所では、持続可能性を念頭に置いてビール造りをしています。調達した地元の穀物は、醸造されるすべてのビールに使用され、太陽光発電、醸造のための雨水の使用、廃水のリサイクルなどの持続可能な慣行が環境に優しいループを完成させます。醸造プロセスで使用された穀物は、地元の牛のエサとして再利用されます。ポートリンカーン沖の美しい海岸線からわずか数メートルのところにあるこの醸造所は、絶対訪れていただきたいおススメの場所です。

サステイナブルな旅について知りたいですか。南オーストラリアでのサステイナブルな旅の体験SUSTAINABLE TOURISM EXPERIENCES IN SOUTH AUSTRALIAを参照ください。

 

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