06 Dec 2021

人気のスポットリバーランドからマレー川河口まで、オーストラリアで最も長い川をたどります。

マレー川は、オーストラリア東南部のスノーウィー・マウンテンから南オーストラリアの南極海まで2500キロ以上を流れる大河です。このオーストラリア最長の川に沿って、オーストラリアらしい、のんびりとしたリズムで旅をしましょう。リバーランドからマレー川河口までの移り変わる素晴らしい景色を眺めたり、川に沿ってクルーズし、雄大なマレー川に沿って、あなたの人生がどのように変化していくか実感していただける旅です。豊かな先住民族アボリジニの文化から、クラフトビールの醸造所やグルメ農産物、リバーボート、クルーズまで、この最新情報で旅の計画を始めましょう。ロードトリップマップをダウンロードして、探索を始めましょう。

ロードトリップマップMurray Way road trip mapのダウンロードはこちらから

1. ウィルカデン・ウールシェッド醸造所、マーソ

Wilkadene Woolshed Brewery
Wilkadene Woolshed Brewery

レンマークの近くにある、ウィルカデン・ウールシェッド醸造所は、ウィルカデン牧場に100年前からある歴史的な毛刈り小屋を使っています。その豊かな歴史、見事なリバーフロントのロケーション、美しい庭は、クラフトビールのボトルを手に、リラックスするのに最適な場所です。午後は、リバータイム・セッション・ペールまたはリバーランドの焙煎コーヒーで作られたファイヤーハウス・コーヒー・スタウトのような、より力強さのあるビールがおススメです。壮大な景色とフレンドリーでリラックスした雰囲気の中でお楽しみいただけます。ワインや、ハードレモネード(アルコール入り)、ルード・ルビー、クラフトサイダーもあります。

2.モナッシュ・アドベンチャーパーク

23rd Street Distillery, Renmark
23rd Street Distillery, Renmark

特にお子様連れでのご旅行には、ベリーのすぐ外にあるモナッシュア・ドベンチャー・パークで一息つくのがおススメです。アギーのフルーツ直売所で美味しいフルーツを手に入れ、アーモンドコで軽食をとってから、緑豊かな芝生で寛ぎ、沢山の遊具で子供たちに思いっきり楽しんでもらいましょう。その後は、ちょっと大人の時間です。さわやかなジントニックがレンマークの23番街蒸留所Twenty Third Street Distilleryで待っています。地元の名産である酒精強化ワインも919ワインでお楽しみください。

3. ザ・ヴィレッジ、ロクストン

The Village, Loxton
The Village, Loxton

昔にタイムトリップしてみたいと思ったことはありませんか?ロクストンのザ・ヴィレッジで、この地域で開拓に関わってきた人たちの生活がどのようなものであったかを体験してみましょう。家族連れにもピッタリですよ。羊の毛刈りのデモンストレーション、トラクターのパレード、パン屋や鍛冶屋でのライブ・デモンストレーションで、この地域の初期の入植者について学びましょう。お腹が空いてきたら、この辺りの特産である柑橘類の農場から美味しそうなフルーツを見つけたり、サレナ・エステートでは受賞歴のあるワインをお楽しみください。今夜は、ロクストン・コートハウスのちょっと豪華なアパートメントで、素敵な夜をお過ごしください。

4.ボニー湖、バーメラ

Lake Bonney, Barmera
Lake Bonney, Barmera

ボニー湖の哀愁を感じさせる枯れ木にご注目ください。ボニー湖は、夕陽の時間帯になると壮観な景色になり、何十年も写真家のお気に入りのスポットとなっています。実際、ここより素晴らしいサンセットを見るところを見つけるのは難しいのではないでしょうか。南オーストラリアで最も人気のある湖の1つで、水泳、水上スキー、ボートに乗る人にとっても、とても魅力的な場所です。今夜は、ディスカバリーパークス・レイク・ボニーでキャンプをし、地元の23番街蒸留所のジンのグラスを片手に、湖畔でのんびりと過ごしましょう。

5. バンロック・ステーション、キングストン・オン・マレー

Banrock Station, Kingston-on-Murray
Banrock Station, Kingston-on-Murray

次に、バンロック・ステーションを訪れましょう。沢山の野生生物が生息する湿地帯に囲まれたワイナリ―で、美味しいお食事も楽しめます。バンロックステーション・ワイン・アンド・ウェットランドセンターBanrock Station Wine and Wetland Centreは、バーメラからわずか数分のところにあり、国際的も重要な湿地システムに囲まれています。湿地帯とブドウ畑のパノラマを背景に、この地域で最高のワインをゆっくりと味わうのに最適な場所です。ワイナリーの外に出ると素敵な遊歩道を散歩することが出来ます。バードウォッチングを楽しんだり、野生生物を発見したりできますよ。この近くにあるフレーバー・オブ・リバーランドを訪れて、様々な地元の食材を試してみましょう。

6.オーバーランド・コーナー・ホテル

Overland Corner Hotel, Murray River
Overland Corner Hotel, Murray River

オーバーランド・コーナー・ホテルは、1859年に建てられ、この地域で最も古いホテルです。かつては外輪式蒸気船や駅馬車の運転手や乗客に人気の場所でした。現在は、地元の食材を使ったメニューや豊富なビールのコレクションで、リバーランドの地元の人々や観光客にに人気の、のんびりとしたロングランチの場所になっています。かつて汽船が停泊していたマレー川から目と鼻の先にある文化遺産に登録されているこのホテルの内部は、素晴らしい記念品で飾られており、かつてここのバーに頻繁に通っていたブッシュ・レンジャー達について学ぶことが出来る歴史ツアーもあります。ここは、キャプテン・ムーンライトの幽霊にも出会えそうな雰囲気ですよ。

7.リバーガム・クルーズ、ワイカリー

Rivergum Cruises, Waikerie
Rivergum Cruises, Waikerie

車を降りて、川沿いを進むクルーズへ乗り換えましょう、リバーガム・クルーズでは、大河マレー川沿いでも一番美しい場所と言われる場所を巡ります。ワイカリーから離れて、時間を川のペースに戻し、鳥たちが溢れる静かな湿地帯を進み、曲がりくねった赤みがかった黄土色の絶壁、絵のように美しい土手にそびえ立つユーカリの林を滑るように進みます。陸に戻ると、ワイカリーには見どころが沢山あります。一年中太陽が燦々と降り注ぎ、『果樹の木立に囲まれた町』として人々に愛されているこの町は、イラランギ・グルメフーズで桃、ジンジャービール、美味しいジャム、オリーブオイル、デュカ・スパイスなどを試すのに最高の場所です。

8. ガウト・ガウト・アボリジニサイト

Ngaut Ngaut Conservation Park
Ngaut Ngaut Conservation Park

次は、何百万年も前にさかのぼり、ンガングラク族の祖先を辿る旅に出ましょう。マレー川のほとりに沿って散策したり、消滅した海底によって何年も前に形成された雄大な絶壁など、ガウト・ガウト保護公園で、地元のガイドからこの地域の先住民の文化について学びながら、古代のロックアートを体験してください。ワイカリーとマナムの間に挟まれたこの隠された宝石は、南オーストラリア州で最も重要なアボリジニの文化的名所の1つです。

9.モナートサファリパーク

Monarto Safari Park
Monarto Safari Park

モナートサファリパークMonarto Safari Parkでアフリカのサファリに出かけましょう。ここには、モナート・サファリパークには、ライオン、チーター、シマウマが1,500ヘクタールの敷地内に自然に近い状態で暮らす様子を、シャトルバスの中から快適にそして安全にご覧いただけます。ライオンズ360エクスペリエンスでは、皆さんの想像を超えた冒険を体験できます。安全な檻の中に入ると、上から獲物を狙っているライオンが、唸り声をあげてあなたを見下ろしているような様子やえさを食べる様子を見ることが出来ます。

10.ベンド、タイラムベンド

The Bend, Tailem Bend
The Bend, Tailem Bend

モータースポーツのスピードに切り替えましょう。ベンド・モータースポーツ・パークはオーストラリアのモータースポーツの歴史の中で最も重要な場所の1つです。最先端の世界クラスのモータースポーツ施設であるベンドは、競技者、愛好家、観客に爽快な体験を提供します。心に響く体験やイベントをホストしているだけでなく、バーやレストランの施設、4つ星のリッジス・ピットレーン・ホテルRydges Pit Lane Hotel、会議室、多目的ルームもあります。

11. 埠頭地区、グールワ

Fleurieu Distillery, Goolwa
Fleurieu Distillery, Goolwa

マレー川を辿るロードトリップの最終目的地は、ウールワです。マレー川河口と南極海が出会う歴史的な川の港、グールワに到着したら、最近オーストラリア蒸留酒賞でチャンピオン・ウイスキーに選ばれた、フルリオ蒸留所へ直行しましょう。グールワ埠頭の最高の場所に座って、旅の完結を祝って乾杯しましょう。彼らのシングルモルトのボトル(ファウンテン・オブ・ユースまたはメッセージ・イン・ザ・ボトル)は、ロードトリップの究極の記念品としておススメです。

クティ・シャックに寄って、近くの海で採れたピピ貝を使った美味しいお料理をお楽しみください。昼食後は、是非マレー川の最後の部分である河口までクルーズしたり、スピリッツ・オブ・クーロンSpirit of the Coorongでクーロン国立公園を横切ってクルーズしましょう。そして、自然のままのビーチや湿地帯を探索し、おいしいランチを楽しみ、クーロンが持つ豊かなアボリジニの歴史について学びましょう。その後、豪華な隠れ宿、リバーズ・エンド・リトリートでゆっくりとくつろぎ、マレー川の旅の最後を贅沢な滞在で締めくくりましょう。

​​​​アデレードへ戻る途中に、フルリオ半島へ寄り道してみませんか。フルリオ半島3日間の日程Fleurieu Peninsula Three-day Itineraryをご参照ください。